HTMLは書けるのに、
CSSで手が止まる人へ
デザインを見てもCSSが書けない初心者向けに、
最初に見るべき5つのポイントを解説します。
HTMLはなんとなく書ける。
見出しはh2。
文章はp。
画像はimg。
ボタンはaやbutton。
ここまでは分かる。
でも、見本のデザインを見た瞬間、
「CSSを何から書けばいいか分からない」
「marginとpaddingをどこに使うのか迷う」
「flexを使ったら、逆にレイアウトが崩れた」
「見本みたいな余白にならない」
こんな状態になっていませんか?
CSSが書けない原因は、文法不足だけではありません。
多くの場合、デザインを見る順番を知らないだけです。
CSSは思いつきで書くと迷子になる
初心者の頃は、見本を見ながらいきなりCSSを書きがちです。
color: #333;
font-size: 18px;
border-radius: 10px;
もちろん、文字色や角丸も大事です。
でも、最初にそこを触っても、全体のデザインは整いません。
最初に見るべきなのは、色や角丸ではありません。
もっと大きな部分から見ていく必要があります。
CSSを書く時は、次の順番で見てください。
- 横幅
- 余白
- 並び方
- 文字
- 色・装飾
この順番を決めるだけで、CSSはかなり書きやすくなります。
① 最初に見るのは横幅
デザインを見たら、まず横幅を確認してください。
- 画面いっぱいに広がっているのか
- 中央に細くまとまっているのか
- 左右に余白があるのか
- コンテンツ幅が決まっているのか
ここでよく使うのがcontainerです。
.container {
max-width: 1000px;
margin: 0 auto;
padding: 0 20px;
}
max-widthは最大の横幅を決めるCSSです。
margin: 0 auto;で中央寄せ。padding: 0 20px;でスマホ時の左右余白を作ります。
② 次に見るのは余白
CSSで一番大事なのは、実は余白です。
デザインが素人っぽく見える原因の多くは、色ではなく余白です。
見る場所はこの4つです。
- セクションの上の余白
- セクションの下の余白
- 見出しと文章の間隔
- カード同士の間隔
例えば、セクション全体の上下に余白を入れるならこうです。
.section {
padding: 80px 0;
}
見出しの下に余白を入れるならこうです。
.title {
margin-bottom: 32px;
}
迷ったら、まず上下の余白を見てください。
余白が整うだけで、デザインはかなり見やすくなります。
③ 次に見るのは並び方
次に、要素がどう並んでいるかを見ます。
- 縦に並んでいるのか
- 横に並んでいるのか
- 中央揃えなのか
- 左右に分かれているのか
カードが横に並んでいるなら、display: flex;を使います。
.card-list {
display: flex;
gap: 24px;
}
画像と文章が左右に並んでいるなら、こうです。
.about {
display: flex;
align-items: center;
gap: 40px;
}
flexは魔法の呪文ではありません。
横に並べたい時に使うCSSです。
まずは「縦か横か」を判断してください。
④ 次に見るのは文字
レイアウトがある程度できてから、文字を整えます。
文字で見るのはこの4つです。
- 文字サイズ
- 文字の太さ
- 行間
- 中央揃えか左揃えか
.title {
font-size: 32px;
font-weight: 700;
line-height: 1.5;
text-align: center;
}
初心者はfont-sizeだけを触りがちです。
でも、読みやすさにはline-heightもかなり重要です。
⑤ 最後に色・装飾を見る
最後に、色や装飾を整えます。
- 背景色
- 文字色
- 角丸
- 影
- 枠線
.card {
background: #ffffff;
border-radius: 16px;
box-shadow: 0 8px 24px rgba(0, 0, 0, 0.08);
}
色や影は最後で大丈夫です。
レイアウトが崩れている状態で装飾だけ合わせても、見本には近づきません。
今日の宿題
今日は、CSSを書く前に「デザインを見る練習」をしてください。
宿題は5つです。
5つ完了です。CSSを書く前の準備ができています。
宿題①:見本デザインを1枚選ぶ
まずは、模写したいデザインを1つ選んでください。
いきなり長いLPや複雑なサイトは選ばなくて大丈夫です。
おすすめはこのあたりです。
- カードデザイン
- プロフィール欄
- サービス紹介セクション
- カフェのメニュー紹介
- 会社概要セクション
今日のゴールは、1ページ全部を作ることではありません。
まずは1セクションだけでOKです。
宿題②:大きな箱を3つに分ける
選んだデザインを見て、大きな箱を3つに分けてください。
例えばカードなら、
画像エリア
テキストエリア
ボタンエリア
サービス紹介なら、
見出しエリア
説明文エリア
カード一覧エリア
このレベルで大丈夫です。
ここでコードを書かないでください。
先に、目で見て分ける練習をします。
宿題③:横幅と余白を書き出す
次に、CSSで最初に見るべき部分を確認します。
横幅
左右の余白
上下の余白
要素同士の間隔
例えば、カードならこのように書き出します。
カード全体は横幅300pxくらい
内側に24pxくらい余白がある
画像と見出しの間に20pxくらい余白がある
ボタンの上に16pxくらい余白がある
ざっくりでOKです。
最初から正確なpxを当てる必要はありません。
宿題④:縦並びか横並びかを判断する
次に、配置を見ます。
- 縦に並んでいるのか
- 横に並んでいるのか
- 中央揃えなのか
- 左右に分かれているのか
CSSでは、ここでdisplay: flex;を使うかどうかが決まります。
最初はコードを書かなくてOKです。
まずは、縦か横かを判断する練習をしてください。
宿題⑤:CSSを書く順番をメモする
最後に、CSSを書く順番をメモしてください。
- 横幅
- 余白
- 並び方
- 文字
- 色・装飾
この順番で見るだけで、CSSはかなり書きやすくなります。
いきなり色や角丸から入らないでください。
まずは横幅、余白、並び方から整えます。
今日の宿題ができた人へ
LINEに
CSS宿題
と送ってください。
送る内容は、この5つです。
① 選んだデザイン:
② 大きな箱:
③ 横幅・余白:
④ 縦並び or 横並び:
⑤ CSSを書く順番:
例はこちらです。
① 選んだデザイン:カフェのメニューカード
② 大きな箱:画像、タイトル、説明文、価格
③ 横幅・余白:カード幅300pxくらい、内側24px、画像とタイトルの間20px
④ 縦並び or 横並び:カード内は縦並び、カード一覧は横並び
⑤ CSSを書く順番:横幅 → 余白 → 並び方 → 文字 → 色
読むだけで終わる人は、またCSSで止まります。
でも、今日この5つを書き出した人は、
デザインを見てCSSに変える準備ができます。
完璧じゃなくて大丈夫です。
まずは1つのデザインを選んで、LINEに「CSS宿題」と送ってください。
LINEで「CSS宿題」と送るボタンを押した後、LINEのトーク画面で「CSS宿題」と送信してください。