Progateを終えたのに
HTML・CSSの模写ができない人へ
何から書けばいいか分からない超初心者向けに、
見本のデザインをコードへ変える順番を解説します。
ProgateでHTMLとCSSを一通り勉強した。
h1やpの意味も分かる。
marginやpaddingも使ったことがある。
それなのに、見本のデザインを目の前にすると、
「最初に何を書けばいいの?」
「どこまでをdivで囲めばいいの?」
「CSSを何から書けばいいか分からない」
と、手が止まっていませんか?
安心してください。Progate後に模写できないのは普通です。
HTML・CSSの知識がまったくないのではなく、
デザインを分解する方法をまだ知らないだけです。
Progateと模写は、やっていることが違う
Progateでは、
と、次にやることを教えてくれます。
しかし、模写では誰も順番を教えてくれません。
- この部分は見出しなのか
- どこまでが1つのグループなのか
- 縦並びなのか横並びなのか
- どのHTMLタグを使うのか
- どの要素に余白をつけるのか
これらを自分で判断する必要があります。
模写で必要なのは、コードを暗記する力ではありません。
見本のデザインを、小さな箱に分ける力です。
最初からコードを書かないでください
模写を始める時、多くの初心者がいきなりコードを書きます。
<div>
<div>
<div>
内容
</div>
</div>
</div>
何となくdivを増やしていくと、
後からどの箱が何のためにあるのか分からなくなります。
CSSを書いても、
- 思っていない場所まで横並びになる
- 余白を入れたら全体が崩れる
- どのclassを直せばいいか分からない
という状態になります。
模写で最初にやるのはコーディングではありません。
見本を見て、どんな箱に分かれているかを確認します。
ステップ1:ページを大きな箱に分ける
まずは、見本サイトを上から下まで見てください。
文字サイズや色などの細かい部分は、まだ見なくて大丈夫です。
最初はページを大きく分けます。
- ヘッダー
- メインビジュアル
- サービス紹介
- お知らせ
- お問い合わせ
- フッター
HTMLにすると、次のような骨組みです。
<header>
ヘッダー
</header>
<main>
<section>
メインビジュアル
</section>
<section>
サービス紹介
</section>
<section>
お知らせ
</section>
<section>
お問い合わせ
</section>
</main>
<footer>
フッター
</footer>
この段階で、見本と同じ見た目にする必要はありません。
まずはページ全体の骨組みだけを作ります。
ステップ2:大きな箱の中を小さく分ける
次に、1つのセクションの中身を確認します。
例えば、サービス紹介に次の要素があるとします。
- 見出し
- 説明文
- 3枚のカード
- 詳しく見るボタン
HTMLでは、次のように分けられます。
<section class="service">
<div class="container">
<h2 class="service-title">
サービス紹介
</h2>
<p class="service-text">
サービスの説明文です。
</p>
<div class="service-list">
<article class="service-card">
カード1
</article>
<article class="service-card">
カード2
</article>
<article class="service-card">
カード3
</article>
</div>
<a href="#" class="service-button">
詳しく見る
</a>
</div>
</section>
模写は、画像をそのままコードへ変える作業ではありません。
見本を箱に分けて、HTMLで組み直す作業です。
ステップ3:最初はHTMLだけを書く
HTMLを書きながら、同時にCSSまで触らないでください。
見た目が違うと不安になると思います。
しかし最初は、白い画面に文字と画像が並ぶだけで大丈夫です。
HTMLでは、次の5つを確認します。
- 必要な見出しが入っている
- 文章が入っている
- 画像が入っている
- ボタンが入っている
- 並び順が見本と同じ
HTMLは、部屋に家具を置く作業です。
CSSは、家具の位置や色を整える作業です。
家具を置き終わる前にカーテンの色を悩むと、 作業が前へ進みません。
ステップ4:CSSは大きい部分から整える
HTMLが完成したら、CSSを書き始めます。
CSSは、次の順番で進めてください。
ページ全体の横幅
.container {
max-width: 1000px;
margin: 0 auto;
padding: 0 20px;
}
セクションの背景色
.service {
background-color: #f5f5f5;
}
縦並びと横並び
.service-list {
display: flex;
gap: 20px;
}
大きな余白
.service {
padding: 80px 0;
}
.service-title {
margin-bottom: 30px;
}
文字や細かい装飾
- 文字サイズ
- 文字色
- 枠線
- 角丸
- 影
最初から文字色や影だけを調整しないでください。
大きなレイアウトから、小さな装飾へ進むのが基本です。
ステップ5:最初はカード1枚だけ作る
超初心者が、いきなり長いページ全部を模写するのは大変です。
まずはカード1枚だけを作ってください。
HTMLはこちらです。
<article class="card">
<img
src="image.jpg"
alt="サービスの画像"
>
<h3>サービス名</h3>
<p>
サービスについての説明文です。
</p>
<a href="#">詳しく見る</a>
</article>
CSSはこちらです。
.card {
padding: 24px;
border-radius: 12px;
background-color: #ffffff;
}
.card img {
width: 100%;
height: auto;
}
.card h3 {
margin-top: 20px;
font-size: 20px;
}
.card a {
display: inline-block;
margin-top: 16px;
}
まずはカード1枚を完成させる。
できたら3枚に増やす。
最後にdisplay: flex;で横並びにします。
分からない時は、問題を小さくする
「このサイトをどう作ればいいか分からない」
という状態では、検索する言葉も分かりません。
そこで、問題を小さく分けます。
例えばカード3枚を横並びにしたいなら、
と検索できます。
ほかにも、
のように、問題を検索できる大きさまで小さくしてください。
最初から完璧に合わせなくていい
初めての模写で、1ピクセル単位まで完全一致させる必要はありません。
- フォントが少し違う
- 余白が数ピクセル違う
- 画像の位置が少しズレている
最初は、それでも大丈夫です。
優先するべきことは、次の4つです。
- HTMLの構造を考える
- 縦並び・横並びを作る
- 余白を調整する
- スマホで崩れないようにする
完璧な再現より、自分で最後まで作り切ることが先です。
今日の30分模写チャレンジ
今日は、長いサイトを全部作らなくて大丈夫です。
見本サイトから、カードやサービス紹介など、 小さなセクションを1つ選んでください。
今日のゴールは、模写を完成させることではありません。
見本を箱に分けて、最初のHTMLを書くことです。
Progateの次は、新しい教材より模写
Progateが終わると、
「次はJavaScript?」
「WordPressに進むべき?」
「もっと難しい教材を買うべき?」
と迷うと思います。
しかし、HTML・CSSを使って自分で1ページを組めないなら、 まずは模写です。
新しい知識を増やす前に、 Progateで覚えた知識を実際に使ってください。
知っている状態から、作れる状態へ進みましょう。
未経験から90日で
Web制作案件を獲得する具体的な方法
Progateの次に何をすればいいのか。
どんな模写を選び、何を作り、 いつポートフォリオや営業へ進めばいいのか。
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セミナーでお伝えすること
- Progateの次に取り組むべき学習
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